上達法

【実体験】私が吹奏楽で肺活量を鍛えるためにしたトレーニング3選!

● 楽器を吹くときに息が長く続かない!
● 息が足りなくて楽器を吹くと頭がクラクラする!

この記事をご覧になっている方はこのようなお悩みをお持ちなのではないでしょう
か?

吹奏楽で使われる管楽器を演奏するためには、予想以上にたくさんの息を必要とする
ため、始めたばかりの時は息が続かなかったり、少し楽器を吹いただけで頭がクラク
ラしてしまったりしますよね。

そこで大切になるのが、肺活量を鍛え、息を長く太く使えるようになることです!

今回は「【実体験】私が吹奏楽で肺活量を鍛えるためにしたトレーニング3選!」とし
て、吹奏楽で最も息を必要とする楽器と言われるチューバを6年間演奏していた私が、
現役時代に行っていた肺活量を鍛えるトレーニングをご紹介します!

肺活量とは?

肺活量とは、息を目一杯吸い込んだ時に吐き出すことができる空気の量のことで、一
般的に男性は4000~4500ml、女性だと3000~4000mlほどだと言われています。

この数値は年齢によっても違い、自分の肺活量がどのくらいかを算出する計算式は以
下の通りです。

男性:予測肺活量(mL) = (27.63-0.112 × 年齢)× 身長
女性:予測肺活量(mL) = (21.78-0.101 × 年齢)× 身長
(引用元:Wikipedia)

吹奏楽で必要な肺活量は?

では、吹奏楽で必要とされる肺活量はどのくらいなのでしょうか?

具体的にこのくらい、という数値は明らかになっていませんが、管楽器の管が長いほ
ど多くの息を必要とすると言われており、金管楽器の中だとチューバが一番多くの息
を必要とします。

さらにフルートは吹き込んだ息の1/4~2/3ほどしか音にならないため、必要な息の量
はチューバ以上とも。

私もチューバを始めた頃は息が全く続かず、少し吹いただけで頭がクラクラしていま
した。しかし同じ楽器を担当していた小柄な先輩は、とても大きな音を軽々と出して
いたんです。

大切なのは息をコントロールすること!

小柄な先輩が軽々と大きな音を出すことができていた秘訣は、肺活量を鍛え、息を上
手にコントロールすることができていたからです。

多くの息を必要とする管楽器を演奏する上で、息の出し方をコントロールすることは
とても重要で、息を無駄にすることなく効率良く演奏することに繋がります。

【実体験】私が吹奏楽で肺活量を鍛えるためにしたトレーニング3
選!

ではさっそく、私が実際に行っていた肺活量を鍛え、息の出し方をコントロールする
ためのトレーニングをご紹介します!

トレーニング①腹筋&ランニング

私が吹奏楽部に入ったばかりの頃、部活の時間のほとんどは腹筋やランニングなどの
トレーニングでした。

楽器を触らせてもらえるのは後半の数十分のみで、「運動部に入ったんだっけ?」と
思ってしまうほど。

しかしこれは理にかなっていて、若い女性で日常的にあまり運動をしていない場合の
肺活量は低い傾向にあるそうです。

そのため、適度な運動をして肺活量を鍛える努力をすることは、吐き出す息の量を増
やすことに繋がります。

吹奏楽は楽器がないと練習することができないので、自宅では腹筋をしたり、休日に
ランニングをしたりするのがおすすめです!

トレーニング②ペットボトルつぶし

こちらはかなり有名な方法ですが、空のペットボトルを用意し、息を思い切り吸った
り吐いたりすることで肺活量を鍛えるトレーニングです。

最初は手で簡単に握りつぶせるような、柔らかいペットボトルを使うことをおすすめ
します。

これを繰り返すことで、肺活量を最大限まで引き伸ばすことができます。

最初はかなり苦しいですが、慣れてくると簡単にできるようになりますよ!

トレーニング③ティッシュを壁や窓に吹き付ける

肺活量を鍛えてたくさんの量の息を吐くことができるようになったら、次はその息を
長く太く出せるようにコントロールする練習をしましょう!

文字だけで説明すると簡単そうに見えますが、最初のうちは長い時間息を吐き続ける
ことができず、ティッシュがすぐに落ちてしまうと思います。

息を吐く時のイメージとしては、口をすぼめて息を細く長く「密度濃く」吐くことで
す。

ティッシュは難しい場合は、口元から10cmほどのところに手のひらをかざし、そこ
に「強く押し当てる」感覚で息を吐き続けてみてくださいね!

運動などで肺活量を鍛え、息の使い方をコントロールできるようになると、楽器を吹
くのがかなり楽になります♪

【手順】
① ペットボトルを用意したら口でくわえる
② まずは思いっきり息を吸ってペットボトルを凹ませる
③ 次に息を思い切り吐いてペットボトルを元の形に戻す

【手順】
① ティッシュを1枚用意する
② ティッシュを手で持って壁や窓に当てる
③ 手を離し、息だけでティッシュを壁(窓)に当て続ける

まとめ

今回は「【実体験】私が吹奏楽で肺活量を鍛えるためにしたトレーニング3選!」とし
て、ご紹介しました!

一部では吹奏楽に肺活量は必要なくて息のコントロールさえできれば十分!という意
見もありますが、息を長く太く楽器に吹き込むためにも肺活量が多いに越したことは
ありません。

ぜひ今回ご紹介したトレーニング方法を試して頂き、あなたが軽々と大きな音で楽器
を演奏することができるようになることを願っています♪

それでは今回は以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました!