吹奏楽で楽器を始めたけれど、
あまり上達していない気がする…どうやって練習したら上手くなれるの?
と誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
事実、同じ楽器を演奏していても上手い人とそうではない人がいます。
その違いは一体何なのでしょうか?
私自身は絶対音感などの才能もありませんし、可もなく不可もない吹奏楽部員でした
が、高校生の時にプロのチューバ奏者の方のレッスンを受ける機会に恵まれ、卒業す
る時には顧問の先生から「歴代のチューバ奏者の中で一番上手かった!」と言われる
まで上達することができました。
そこで今回は「【初心者向け】吹奏楽で楽器が上手い人の特徴は?上達のコツも!」
として、私の経験を踏まえながら楽器上達のコツをお伝えします!
吹奏楽で楽器が上手い人の特徴は?
私が6年間の吹奏楽経験の中で出会った楽器が上手い人に共通する特徴が3つありま
す。
特徴①演奏が丁寧である
1つ目の特徴は、演奏がとても丁寧だということです!
演奏が丁寧とはどういうことかというと、譜面に忠実に、1つ1つの音の音程や音色に
まで気を配って演奏しているということ。
特にテンポが速い曲の場合は気をつけないと音が流れてしまうので、上手な人はゆっ
くりとしたテンポで一音一音確認しながら練習しているんです!
逆に下手な人はとりあえず譜面通りには吹くけれど、音程や音色に気を配っておらず
音が流れてしまうので雑な印象になってしまいます。
特徴②表現力が豊かな人
演奏が丁寧なこととも共通しますが、上手い人の演奏は自然とメロディーに抑揚が生
まれ、音に表情がついているように感じます。
これは曲の題名やメロディーラインから、自分の中で曲の向こう側に広がる情景を思
い描いているからです。
コンクールで上位に入賞している団体の多くの人が、演奏しながら自然と体が動いて
いるのは、曲に気持ちが乗っているから!逆に下手な人は譜面通りに吹くだけなの
で、棒読みならぬ「棒吹き」状態。
これでは聴いている人に何も伝わらないですよね。
特徴③その楽器が好きな人!
「好きこそ物の上手なれ」ではないですが、その楽器のことを好きな人は上手くなり
ます!
その楽器のことが好きだと、自然と楽器に触れる時間も長くなりますし、好きな楽器
なら「上手に演奏したい!」という気持ちが自然と湧いてきますよね!
上手い人は、楽器のお手入れなんかも丁寧にしている人がとても多いです!
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、誰にでも楽器が上手くなる可能性はある
のです!
普通の部員だった私が上達することができたように、選ばれた人だけが上手くなるわ
けではないんですよ!
その上達のコツについて次でご紹介します。
【初心者向け】楽器の上達のコツは?
ここでは私がプロのチューバ奏者の先生に指導して頂いた経験をもとに、楽器が上達
するためのコツをご紹介します!
とにかく基礎を大切にする
プロの先生に教わったことの全ては基礎でした。
マウスピースで音を出す練習から始まり、口の中の使い方やタンギングの仕方など!
もうすでに知っていることをもう一度初めから習ったんです。
マウスピースの練習が終わるとやっと音を出せますが、それでも一つの音をじっく
り、先生のOKが出るまでひたすら練習しました。
先生に曲を見てもらった記憶がほとんどないほど、基礎の練習を繰り返しました。
そのくらい、プロの方も基礎を大切にしているということなんですね。
基礎は全ての土台、言ってしまえば曲は基礎の集合体。
基礎練習はつまらなくて、「早く曲の練習をしたい!」と思う気持ち、すごく分かり
ます!
でも5分だけでも良いので、いつもより多く基礎練習に時間を使ってみましょう♪
上手い人の真似をする
プロの方に指導して頂いている時は、ひたすら先生の音を聴いて、その音と同じ音を
出すためにはどうしたら良いか?ということを考えて練習していました。
先生に教わった時、私はすでに4年ほどのキャリアがあって口の使い方や音の出し方が
出来上がっていたので、先生に習った方法は少しやりづらさがあったんです。
それでも自分のやり方を通すのではなく、先生の真似をすることを選びました。
そうすることで音が少しずつ変わっていったように思います。
ですので、もし身近に「上手だな」と思う人がいたら、どんな風に練習しているのか?
どんな風に音を出しているのか?を聞いて、どんどん真似してみることをおすすめし
ます!
また、今はYouTubeなどで、プロや全国大会で金賞を受賞する団体の演奏を気軽に聴
くことができます。
やはり上手い人は音も違います。
良い音をたくさん聴いて耳を鍛え、あなたも同じ音を出せるようにイメージしながら
練習をしてみてください!
まとめ
今回は「【初心者向け】吹奏楽で楽器が上手い人の特徴は?上達のコツも!」として、
私の経験を交えながらお伝えしました!
【ポイント】
・楽器が上手い人の3つの特徴:演奏が丁寧、表現力が豊か、楽器が好き
・上達のコツ:基礎練習を大切にすること、上手い人の真似をすること
何事もそうですが、一朝一夕には上手くはなれません。しかし毎日少しずつでも練習
していれば、必ずレベルアップしていきます!
ぜひこの記事の内容を参考に、日々の練習に励んで頂けたらと思います。
それでは今回は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました!